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5回目の講義(2007年10月30日)

本日は講義&演習日…。後期は9月末から始まっており、本日で5回目となった。ひどい話だが、本日からはじめて受講するツワモノがいた。帰国していたと、言い訳をしたが、それは言い訳にはならない。
相変わらず教科書を買わないものが多い。教科書がないと、おしゃべりにはしり、それを注意すると居眠りー、となる。これを悪循環という。しかりつけると、授業評価で「1」を付けられるが、そんなことは関係ない。ほんの一部だが、講義の雰囲気を壊している。

午後の3回生ゼミはめずらしく9人全員が出席。2人が発表した。しかし、日本語の地名の読み方がおぼつかなく、まるで小学生の読書のようだ。これは本当に教育のしがいがあると思う。中国の昔の国名「元」が読めないので、これは困ったものだ。「浦東」という読み方もダメだった。うーん。

4回生ゼミは14人中11人が出席。1人は長欠、1人は就職説明会(本当かどうか分からない)、1人は体調不良(これも嘘にちがいない)とのこと。体調がそんなに悪いのなら、入院でもして、身体を早く治しなさい。
発表予定者は3人、しかし、発表者は1人のみ。他の2人は人罪ではなく、人在(いるだけ)だった。次に準備をしてきます。こんな話は4月以来、何度も聞いている。要するに何もしていないので、発表が出来ない訳だ。そんな訳で、嘘つきは単位未認定となります。

すでに2人の保護者には退学勧告の手紙を書いたので、次の候補2人にもその旨を伝える予定。まったく大学4年にもなってヒドすぎる。某留学生の言葉「私の友達は卒論をまだ書いていない」と自己弁護していたが、わがゼミは卒論ゼミなので、そんな言い訳は通用しない(過激でーす)。

ゼミ終了後、3人に個人指導をした。1人はまったくダメで、3回生の宿題すらしていない。まったく。ウマとシカの糞でも食べて寝ろ、と言いたい。冷たく突き放したので、あとはどうにでもなれ。もう1人は卒論の中身の指導。自分では良いアイデアが浮かばない。これでは進学は出来ないぞ。最後の一人は優秀で、90分ほど大学院進学の資料作りをした。こんな学生ばかりだと本当に楽だ。彼の言葉は正しい。「日本の学生は考え方があまい。宿題が出来なければ、卒業は出来ない」とキッパリ。そうです。その通り。いったい何をしに学校に来ているのか、分からないモノが多すぎるぞ。

明日、お昼休みに個人指導を受けたいと言うゼミ生がいるが、これも疑心暗鬼だ。いつも待っていて、待ちぼうけを食わされるので…。今年は人数が多い分、やはりホネが折れる。8人程度のゼミ生が一番指導をしやすいかな。

ところで、入試で東京行きを命じられた。したがって、11月02日(金)の夜から11月04日(日)の夕方まで上京。11月05日は高校講座でお出かけなので、これをとんぼ返りという。

それから原稿依頼。旅のエチュードだ。今回はマレーシアにした。サバ州のポーリン温泉を書く予定。締め切りは来週一杯だが、幸い明日の会議は14時から15時程度なので、何とかなるでしょ。

あとは校正。2本も来た。ああ、疲れるな。

朝:おにぎり1個
昼:おにぎり2個
夜:日替わり定食750円(春華)
by ura-ta | 2007-10-31 00:04 | 生活


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