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山西省太原行き(2010年10月14日~18日)

山西省太原行き(2010年10月14日~18日)
2010年10月14日から18日まで、中国山西省太原に出かけた。当初、省政府の招待とのことであったが、結果的には山西大学の招待となった。例のパターンで、日本から太原までの交通費は自己負担、太原滞在は山西大学の負担である。今回は現地の手配・通訳などを王女史が同行し、お世話を頂いた。王女史は12日に中国入りし、省政府の仕事をこなし、当方の担当も行った。

2010年10月14日(木)
NH159便で北京へ向かった。お昼過ぎに首都空港に着いたが、太原への乗り継ぎは17時30分のフライト。第3ターミナルに着いたが、太原は第2ターミナル発となる。免費バスで第2ターミナルへ。ここは以前の国際ターミナルで、旧知の場所だ。散髪を探したが、見当たらず、結局、地下1階で、按摩を行った。90分コースで、336元もとられた。チップを入れて350元。いろんなコースもあったが、時間があったので、最長にした。按摩は15時30分に終了。15時45分、G17でチェックイン。MU5296の17時30分発。ゲ―トは31で、見覚えがあった。自販機でスプライトを買った。3元。
飛行機は18時42分、太原にランディング。山西大学の朱教授と王女史の出迎えがあった。19時30分ホテルにチェックイン。晋昇苑酒店。部屋は1509。20階のホテルだ。今年つまり2010年のオープンらしい。
20時から食事となった。お粥の店で、これはありがたい。チベット日多温泉の李さんが同席した。当方に会うために、ラサから夫婦で来たとか…。
ラサからのチケットは往復で、5,000元らしい。
21時10分ホテル着。22時には就寝。風呂はシャワーだが、水がフロアーに溢れてしまった。造りが悪いらしい。

2010年10月15日(金)
07時起床。07時20分食事。09時15分から10時20分まで、王女史につきあって、2010海外学子実業家山西行の会合に参加した。50人程度がいた。責任者の紹介を受けた。彼は温泉にも興味があるらしい。彼の話では、山西省には10カ所の温泉があるとか。北では奇村が有名とか。中国には、現在、100程度の温泉企業があるらしい。なるへそ。
10時20分から朱さん、チベットの李さんの3人で、色々と話をした。主な話題は、チベットの温泉のことで、現在、チベットには大型温泉は2カ所のこと。李さんは自分の温泉の活性化を考えており、色々と知恵が欲しいらしい。源泉は自然で100本程度、湧出量は3000トン/1日とのこと。
日本に興味があるらしく、温泉病院の見学、ヒ素の多い温泉の見学、医療用の水質基準の確認、温泉の素製造工場の見学などをしたいと言われた。10日から14日程度の旅行を考えているらしい。お礼に温泉の素、温泉ミストを大量に頂いた。
そして、機会があれば、チベットに来てほしいと言われた。来てほしいと言われても、まあ、来年のGWかな。たくさんの専門家の訪問を求められたが、たぶん誰も行かないのでは…。
12時20分から14時45分まで飯。6人が参加。レストランでは、子供の誕生パーテイをしていた。1歳かな。
15時10分から山西大学で話をした。受講生は100人程度。告知だけとのことで、大勢の学学生が集まった。学生は全寮制で暇らしい。当方は40分(通訳込み)の話をして、質問は30分。10人から質問を頂いた。1年生から4年生までいた。質問の先着5人の学生に対して、ボールペンを差し上げたが、用意した5本では足りなかった。かなり本格的な質問もあった。
その後、チベットの李さんの話。17時40分まで。学生は熱心だ。
終わってから、山西大学歴史文化学院の各座教授の称号を頂いた。最近の日本人では、溝尾先生の次らしい。多謝。
講義後、日本好きの女子学生から話しかけられた。2年間、日本語の勉強をしており、日本語で質問を頂いた。18時から散髪。髪を染めて35元だった。時間は60分程度。
20時から夕食。薬膳料理を御馳走になった。6人が出席。チベットの李さんの温泉の経営数値を聞いた。年商は180万元。毎年、30%アップらしい。21時終了。

2010年10月16日(土)
07時起床。07時35分から飯。08時チェックアウト。2泊は561元で、支払いは山西大学。08時30分発。高速道路を80キロほど飛ばして、原平近くの温泉団地を見学した。10時45分到着。一泉山荘という団地で、建物は33棟ほどあった。半分に分けて、旅館を経営していた。Ⅰ施設は7室程度で、1泊は50元と安い。部屋によっては、温泉浴槽があった。未来水世界(プール)もあった。2006年4月開業で、現在の時期の入場料は20元と安い。
11時30分に辞去し、その後は、鳳凰山生態植物園に行った。12時10分到着。2002年開園とのことで、山西大学の交流があるらしい。楊総経理の接待にあった。農園の食材を活用した料理を頂いて、園内を見学した。
その際、色紙を書いた。「中国3大パワースポットに認定します」と書いた。ここはマイナスイオンも多いらしいので…。さらに、記念樹を登録した。1本は100元で、2本にした。「温泉」「観光」をテーマにした。
温泉の開発現場も見学した。泉温は60℃、深度は120m。河川敷に沸いていた。付近は湿原で、珍しい場所だと思った。開発計画案に対して、コメントを求められた。
17時15分辞去。18時54分、太原で夕飯。5人で食べた。餃子だった。美味しい!
20時30分、太原駅。21時30分夜行列車出発。22時就寝。トイレに3回行った。

2010年10月17日(日)
08時15分、北京駅到着。まずは王女史が駅前にYHにチェックイン。ネットでは248元で予約したとか。本当は298元らしい。
09時、朝飯。真切夫と言う食堂だ。豆乳とお粥などにした。2人で、15元程度。
10時、宝辰飯店にチェックイン。あいておればインは可能らしい。925室。
10時30分から地下鉄に乗って、その後、タクシーを乗り継いで、11時35分、小湯山に着いた。さっそく、旧集落へ。道路が拡張されたが、構造は同じだった。村の浴池は玄関を変えて、健在だった。地元民はⅠ元、外部は6元、元の浴池は名前を変えていた。個室風呂は60元らしい。タクシーは12.4キロで、33元だった。
13時、龍脈リゾートの見学と取材。副経理に面会した。15時まで。ここは1996年開業で、外来資本第1号とのこと。経営者は河南省の出身で、小湯山の開発者は80%が外来らしい。
15時10分、リンタクに乗って、紅櫨山庄へ。リンタクは10元。旧知の王総経理に面会した。
16時にクルマで送ってもらって、地下鉄を乗り継いで、17時30分、北京駅到着。スーパーで買い物をした。瓜子110gは4元、90元は3元で、それぞれ、5袋買った。ビーフジャーキー60gは8元。クロックスがなんと28元。1足なので、値を下げたらしい。将棋を買った。20元が一番他高い。王女史は日本で待つ子息のために、いろんな買い物をしていた。参考になります。
18時20分から反省会。菊水亭の88元の食べ放題にした。20時解散。
ホテルで両替をしたところ、3万円が2367.39元。つまり1万円は789.13元。これは過去最高のレートで、有難いのか、どうなのか、不思議気持ちだ。

2010年10月18日(月)
珍しく08時起床。NHKの衛星放送が入らない。昨夜、中国のTVでは、尖閣がらみの東京でのデモの様子が放映されていた。
取材の整理をした。10時30分チェックアウト。地下鉄2元、機場快速25元を乗り継いで、
11時25分には首都機場に着いた。切符売り場でメトロカードの50元のチャージをした。
11時35分チェックイン。出国場所が混んでいた。
12時10分、ラウンジに到着。13時40分まで休憩した。青島ビールなどをお土産に頂いた。帰路はビジネスクラスで、これは「ありがた迷惑」だった。
NH160便は、15時15分テイクオフ。ビジネスクラスは8座席で4人だけだった。
機中、新聞で10月16日(土)の中国での反日のデモの記事を読んだ。デモは若い連中らしいが、1960年代の学生の反米デモを思いだした。
18時40分関西空港ランディング。19時10分関空快速乗車。日根野から自家用車で19時40分「回家」。メールをチェックし、洗濯をした。夕飯はカップ麺とバナナ、そしてモズク。
勉強したので、レイラです。

明日は講義&ゼミ。
by ura-ta | 2010-10-18 22:04 |


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